館長の奮闘日記

出川イングリッシュ?

毎日、せっせと機織り教室に通っております。
このお教室は、出来上がった布地を使って洋服やマフラー、バックなども販売しております。機織りを練習に来る方と、商品を買いたい方の両方が訪れます。

昨日のことです。その日は店長さんがお休みでスタッフの若い女の子と生徒である私と二人きりでした。

そこへ カランコロン♪とドアが開き、外国人観光客らしき背の高いマダムが入ってきました。

こんなに勉強してきても、いざというときはなかなか出てこないのが英語。
しかも、話しかける内容が思い浮かばないんだそうです。スタッフさんの話では。

しかし!!私の中からはムクムクと「外国の方と話したい!友達になりたい」衝動が!!

我慢出来ず、すっくと立ち上がり、言った言葉が

Where?(どこ?) country!(国)

あとから考えてもひどい!ひどすぎる!
しかし、通じるものです。

マダム「私達、オーストラリアから来たんですよ。メルボルンよ」
私「観光?善光寺?」
マダム「そうなの。お寺が大好きなの。最高に楽しかったわ」
私「どのくらい?日本」
マダム「五週間よ。まだまだ先は長いの。ウフ」
私「じゃ、次、京都?」
マダム「そうなの!何で分かったの。雪を楽しみにきたのに、今日は暑くて参っちゃったわ。いつ雪は降るのかしら」
私「明日。か、明日の次(笑´∀`)」
マダム「アハハ!でもまだしばらくはいるから大丈夫ね」
私「長野の前、どこ?」
マダム「東京よ。とても忙しい街ね」
私「眠らない街」←と言おうとして「眠るな、街」になってしまった。

いや~、楽しかった。でも、いっぱいお買い上げになっていってくれました。
帰宅して家族に話すと
「出川イングリッシュじゃん(-_-)」と言われ、それでも話しに行く図太さがさすが!と褒められました。

あ、塾の生徒の皆様には内密でお願いします。

「君の名に自信と誇りを」垂ネーム工房 五岳館