天蚕農園

山形の養蚕農家さんを訪ねました

屋根裏に今も残る蚕道具

友人の山形のご実家が、以前養蚕農家だったとうかがい、帰省の機会に見学に行かせて頂きました。
初めて行った山形は、長野とよく似た雰囲気でとてもホッと出来る風景でありました。年配の方の方言が、何とも心地よく温もりを感じさせてくれましたが、内容は全くもって理解不能でした。(笑´∀`)

 

「・・・育てているのは白い繭じゃないんです。緑色のやつで・・・。」
農家さん「あぁらぁ、やまおご。」・・・・・????

山形では、家蚕を「お蚕(おご)」、天蚕を「山お蚕(やまおご)」と言ったそうです。
「おご」って言い方が何とも親しみがありました。

(今頃から、やまおごを育てるなんて・・・変わった人もいるんだなあ・・)と思われたに違いありません。

蚕を飼っていた蔵、道具の数々、織物や紬をしていた方々の話・・とても新鮮でありながら懐かしいような不思議な気持ちでした。「蚕神」の祠もありました。

素敵な一日でした。心より感謝申し上げます。
「君の名に自信と誇りを」 垂ネーム工房 五岳館

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