剣道道場 五岳館

県大会と武道錬成大会

昨日22日、指導員は全日本少年少女武道(剣道)錬成大会に同行してきました。道場から2名の選手が地元連盟チームのメンバーとして参加したからです。
当日、まだはるか夜明け前に出発し、早朝に日本武道館に到着。
まだ全開ではない早朝の太陽にもかかわらず、ジリジリとした日差しと暑さに、並んでいるときから汗だくになってしまいました。今年の暑さは本当に身の危険を感じます。皆さん気をつけてくださいね。

さて、日本武道館の大会は何がいいかというと・・・、開会式のライトアップです。会場が一気にパッと明るくなる。「おぉ・・・」という会場の声との一体感。大好きです。
次は準備体操です。フロアに所狭しと並んだ選手達が一斉に動くエアー素振り(竹刀を持たないで手刀で素振りをします)あの一挙動とこだまするかけ声!いいですねぇ。あまりにもたくさんの人が一斉に同じ動きをするので、ちょっと気持ち悪い気もしますが・・・、大好きです。ちょっと視点が変ですかねぇ・・・(笑)

さて、本題本題。
選手達の1回戦は東京都のチームでした。基本錬成で上回り、試合もリード許さずに勝ち上がりました。結果は完勝でしたが、内容はというと・・・緊張したのか、基本打ちで空振りしたり、途中でこけちゃったり(>_<)(キャー!!)まったくもってハラハラでした!!!!
さて、2回戦は秋田県のチームでした。大きな選手からなるチームでした。力強さに見劣りしたか、基本錬成で先攻され、試合で一人返すも力負けでした。結果は2回戦敗退。
選手達は練習から本番までよく踏ん張ったと思います。来年に思いを馳せて一緒に応援に来た低学年もあり、また1年頑張ろうと思いました。

1年頑張ろうといえば・・・。
先週は長野県中学校剣道大会(県大会)がありました。
指導している中学校では、男子団体が出場を果たし、全国大会・北信越大会といった県の名を背負って戦う、上位大会への出場を目指して戦ってきました。
結果は4位!!!!あと1勝どころか・・・あと1本足りなかった。
(長野県では1位が全国大会に、3位までが北信越大会に出場できます)
本当に悔しい敗戦でした。惜しかったです。もう少し、この代の子達と夢を追いかけたかったと心の底から思いました。
今年のチームは1年間とても真面目に取り組んできました。特に新1年生が入ってきてからの4月からは、必死についてくる1年生と共鳴するかのように、自分たちも必死に取り組む姿が印象的でした。とても濃い時間を過ごしてきたと思います。それだけに敗戦はとても残念でした。

1週間ため息ばかりついていましたが・・・、ちょうど昨日、久しぶりにお目にかかってお話しした強豪チームの監督が、予想外の初戦敗退のあとに「一喜一憂していても始まらない。切り替えて進むよ。」とおっしゃっていました。えらいなぁ・・・と思いました。

また1年頑張ります。
後輩達は一緒に過ごした先輩達の普段の姿と共に、敗れた最後の姿を忘れはしないでしょう。剣道場には新チームの目標がすでに掲げられていました。もう1年は始まっています。敗れた先輩達の思いを背負って、また汗と涙と笑顔を積み重ねていきます。

君の名に自信と誇りを 垂れネーム工房五岳館

 

「君の名に自信と誇りを」垂ネーム工房 五岳館