ご無沙汰しました。師匠のところはとうとう天蚕が孵化しました。いよいよ今年の飼育もスタートです。
さて、もうだいぶ時間がたってしまいました。新聞掲載第２号！４月３０日付け信濃毎日新聞です。
当日の朝は6時から弾んだ声で師匠が電話を下さいました。大変喜んで、「俺は死ぬまで頑張るぞ！」とおっしゃっていました。
師匠に初めてお目にかかったときは、脳梗塞の後遺症で思うように体が動かず、よどんだ瞳にまるで生気はなく、もう、養蚕は出来ないとつぶやいておられました。
若い頃は、一年に４トンの出荷をしておられた師匠。ご自分を蚕しかやってこなかった「蚕馬鹿」だと称して、「天皇賞を獲る！」と頑張ってこられた歴史。独自の研究と品種改良。
壁には、蚕特集雑誌の表紙を飾ったという奥様の満面の笑みをたたえたお写真。
喜んで頂けて、本当に嬉しく思いました。
「さて、こちらも本気で頑張るか！！」今日もミシンに向かった（笑）垂ネーム工房でした。
「君の名に自身と誇りを」 垂ネーム工房 五岳館
「君の名に自信と誇りを」垂ネーム工房 五岳館